抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】スイス,ドイツ,およびオーストリアの成人におけるCOVID-19ワクチン接種状態と身体活動(PA),スポーツ行動,およびPAに対する障壁の間の関連を調査する。【方法】合計1516人の成人は,2021年8月に送付されたオンラインアンケートに完全な反応を提供した。自己申告PAカテゴリー,スポーツ行動,PAに対する障壁,およびCOVID-19ワクチン接種状況に関する情報を収集した。関連するパラメータに対して調整した多重線形回帰を用いて主な解析を行った。【結果】著者らは,総PA(p=0.011),活発なPA(p=0.015),および中等度PA(p=0.001)とのワクチン接種状態の有意な関連を見出したが,輸送関連PAまたは座位時間はそうではなかった。未接種成人は,1回ワクチン接種した患者より,より総および活発なPAを有する傾向があった(それぞれ,幾何平均の比率:1.34および1.60,それぞれ1.22および1.09)。しかし,十分な証拠が,これを確認するために利用可能でなかった。全PAに対する余暇時間,仕事関連または輸送関連PAの寄与には,群間に差はなかった。ワクチン接種状態は,スポーツの主要な集中型としてジョギングを除くスポーツ行動と関連していなかった。最後に,群間PAに対するCOVID-19特異的障壁のいずれにおいても有意差はなかった。結論:著者らのデータは,ワクチン接種状態が夏にさえPAと関連し,COVID-19症例の数が低く,安全対策の重症度が軽度であることを示した。これらの所見は,将来の研究を強化し,COVID-19特異的PAガイドラインを改善する。【JST・京大機械翻訳】