抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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各伝送が雑音の多いチャネルを通して起こると仮定して,ツリーの根からその葉への状態の伝送を考察した。葉の状態を観察し,一方,より深いノードでは,観測を与える各状態の尤度を計算することができた。この意味で,情報フローは親ノードに向けての子供ノードから流れる。ここでは,この子供対親情報フローの上限を見出した。そうするために,まず,全ての状態が同じ尤度を持つかどうかを定量化する,情報の新しい測度,メモリベクトルを導入した。次に,親ノードにおけるメモリベクトルのノルムが,子供ノードにおけるノルムの和によって線形に制限されるような条件を発見した。また,葉での観察を与える根での祖先状態を推定する再構成問題についても述べた。根から葉までのレベル数が大きいと仮定して,根での元の状態が観察葉を用いて確実に再構成できない十分条件を推測した。【JST・京大機械翻訳】