抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マルチ領域緩和MHD(MRxMHD)は,三次元(3D)構成における平衡の構築に成功した。MRxMHDでは,プラズマは理想的な界面によって分離されたサブボリュームにスライスされ,それぞれ緩和を受け,島とカオスの形成を可能にする。得られた平衡はサブ体積にわたって階段状圧力プロファイルを持つ。ステップ圧力平衡コード(SPEC)[S.R.Hudson et al.,Phys.プラズマ19,112502(2012)]を開発し,MRxMHD平衡を数値的に計算した。本研究では,クロスヘリシティと角運動量制約を組込むための理論開発に続いて,フィールド整列流れと回転とのMRxMHD平衡を計算するためにSPECコードを拡張した。このコードを収束に対して検証し,2DにおけるGrad-Shafranovソルバと比較した。平行流のデータが利用できる逆場ピンチ放電の鋸歯衝突の前後における流れプロファイル変化を研究するために,この新しいツールを適用した。クロスヘリシティと角運動量の制約の下で,衝突後のSPEC平衡における平行流プロファイルがプラズマコアで平坦であり,流れの振幅が実験観察と一致するという有望な結果を得た。最後に,著者らは,好ましい低エネルギー状態として,3D螺旋場構造との例平衡を提供した。これは,流れ効果が自己無撞着に計算される最初の3D数値平衡である。【JST・京大機械翻訳】