抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】湖北および他の地域におけるCOVID-19患者の臨床転帰は,異なる。湖北省に隣接する湖南におけるCOVID-19患者の疫学的および臨床的特徴を調査することを目的とした。【方法】この二重センターにおいて,観察研究において,著者らは,中国,湖南省における2つの指定病院において,2020年1月23日から2月14日までのCOVID-19を検査されたすべての連続患者を募集した。患者の電子カルテからの疫学的および臨床データを収集し,軽度,中等度および重度/臨界群の間で詳細に比較した。臨床転帰は2020年2月20日まで追跡した。COVID-19の所見291人の患者を,軽度群(1.00%),中等度群(72.8%)および重症/臨界群(17.2%)に分類した。全患者の年齢中央値は46歳(49.8%)であった。86.6%の患者は間接曝露歴があった。重症/臨界群(48.0%対17.2%,p=0.006)および中等度群(43.4%対17.2%,p=0.007)で武漢に罹患した患者の割合は,軽度群より高かった。発熱(68.7%),咳(60.5%)および疲労(31.6%)は,特に重症および重症患者に対し,一般的症状であった。典型的な肺画像所見は両側および片側の地上ガラス陰影または圧密であった。36.1%,22.7%および50.2%の患者において,白血球減少症,リンパ球減少症および好酸球減少症がそれぞれ発症した。増加したフィブリノーゲンは,利用可能な結果の58人の患者中45人(77.6%)で検出された。44名中29名(65.9%)または40名中22名(55.0%)は,それぞれMycoplasma肺炎またはChlamydia肺炎抗体試験で陽性であった。軽度または中等度の群と比較して,重症/臨界群は,好中球-リンパ球比,h-CRP,ESR,CK,CK-MB,LDH,D-ダイマー,およびリンパ球,好酸球,血小板,HDLおよびナトリウムのより低いレベル(すべてのp<0.01)の相対的より高いレベルを有した。ほとんどの患者は抗ウイルス療法と漢方薬療法を受けた。2020年2月20日,159人(54.6%)の患者は退院し,2人(0.7%)の患者は入院中に死亡した。退院患者の入院期間中央値は12日(IQR:10~15)であった。Hunan(湖南)におけるCOVID-19患者の疫学的および臨床的特徴は,武漢における患者とは異なる。重症/臨界群と中等度群の武漢に罹患した患者の割合は,軽度群より高かった。検査と画像検査は,COVID-19患者の診断と分類を助けることができる。【JST・京大機械翻訳】