プレプリント
J-GLOBAL ID:202202204578509088   整理番号:22P0313947

表面工学は急性心筋梗塞後の細胞外小胞の治療可能性を増強する【JST・京大機械翻訳】

Surface engineering enhances the therapeutic potential of extracellular vesicles following acute myocardial infarction
著者 (5件):
資料名:
発行年: 2022年02月02日  プレプリントサーバーでの情報更新日: 2022年02月02日
JST資料番号: O7001B  資料種別: プレプリント
記事区分: プレプリント  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,急性心筋梗塞における心臓球由来細胞(CDC)細胞外小胞(EVs)による遠隔帯心筋細胞の標的化の治療効果を評価することであった。背景:心筋細胞(CM)細胞死は,心筋梗塞(MI)後の左室(LV)リモデリングおよび心臓機能不全において有意な役割を果たす。CDCにより分泌されるEVsはMIの前臨床モデルにおいて心臓修復を促進する効果を示したが,それらの翻訳能はそれらの生体内分布により制限される。CMに対する治療EVの標的化は,in vivoでの心筋細胞(CM)細胞死の更なる低下とMI後の心機能の改善を生じる仮説を立てた。【方法】CDC由来EVsを,それらの表面にCM特異的結合ペプチド(CMP)を発現するために操作して,サイズ,形態,および蛋白質発現について特性評価した。急性MIのマウスは,二重盲検試験でヒトCDC EVs,CMP-EVsおよびプラセボのデリバリーを受けた。LVEFは,EV生体分布および組織学的エンドポイントの評価のため,MI後1日および28日および組織サンプルでエコーにより評価した。【結果】CMP-EVsは,MIの24時間後に対照EVと比較して,優れた心臓ターゲティングと保持を示した。心筋内投与CDC-EVsは4週間でプラセボと比較してLVEFを改善したが,CMP-EVで処理したマウスは非標的EVと比較してLVEFにおいて有意な改善を示した。それらの増強治療効果を同様に考慮して,CMP-EVsは遠隔ゾーン心筋細胞アポトーシスの増強した減少を示した。結論:MI後のCMsに対するCMP-EVsの標的化は,未修飾EVと比較して心機能を改善し,治療EVデリバリーを更に最適化し,有効性とデカーゼオフターゲット効果を増加させる戦略を示した。凝縮した抽象細胞外小胞(EVs)は,心血管疾患(CVD)に対する小分子治療に対するいくつかの潜在的利点を提供する。しかし,それらの可能性は,それらの生体内分布および特異性の欠如によって制限される。心筋細胞特異的ペプチド(CMP)に融合したLamp2bを発現するために心臓球由来細胞(CDC)を操作し,心筋細胞取込と心臓保持の増加を伴うEVsを生成した。CMP-EVは,急性MI後の心臓機能を増強し,未修飾CDC-EVと比較して,遠隔帯アポトーシスをさらに減少させた。この研究は,損傷後の心筋細胞への治療EVs標的化の役割を明らかにし,CVDの治療におけるEV表面エンジニアリングの有用性に対する概念実証研究として役立つ。【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  医用素材 

前のページに戻る