抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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in vivoでの個々の細胞からの電気的活動の記録は,基本的な神経科学のための重要な技術であり,臨床応用が増加している。独立した記録チャンネルの数およびこれらの記録の質を最大限にするために,研究者は組織損傷を最小化し,個々のニューロンからシグナルを分離できる小型で柔軟な電極にしばしば変わる。しかし,これらの小さな電極を作成するときの1つの課題は,組織中で安定な表面コーティングを適用することにより,低い界面インピーダンスを維持することであり,製造プロセスをあまり複雑にしないことである。ここでは,標準的な微細加工装置を用いてウエハスケールで低インピーダンス電極を作製するために高圧Ptスパッタリングプロセスを用いた。直接スパッタPtは,フラットなPtと比較して,電極インピーダンスを5~9倍低下させる信頼できてよく制御された多孔性コーティングを提供し,柔軟な電極を作製するために使用される微細加工技術と互換性がある。これらの多孔質Pt電極は理論的予測と一致する熱雑音の低減を示した。さらに,これらの電極がラット皮質に移植され,単一単位活性を記録し,コーティングの完全性を破壊することなく全て除去できることを示した。また,電極(表面積に加えて)の形状が,特徴サイズが数十ミクロンのオーダーにあるとき,電極インピーダンスに著しい影響を及ぼすことを示した。全体として,多孔質Ptは,柔軟な神経プローブを生産するための既存のプロセスにシームレスに統合できる低インピーダンス電極を製造するための有望な方法である。【JST・京大機械翻訳】