抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大規模回転ブラックホール(BH)の赤道面上のスピラリング恒星質量コンパクト物体からの重力波を計算した。質量比の最低次数における重力放射による軌道パラメータの断熱変化を考慮して,著者らの吸入軌道を計算した。あらかじめ計算した軌道パラメータ空間の領域内の任意の点における断熱変化を計算するために補間法を採用した。得られたスパイラル軌道および関連する重力波を用いて,BHスピンのいくつかの値,二値の質量,および最終プランジ前の仮想3年間のLISA観測中の初期軌道離心率に対する重力波および信号対雑音比(SNR)のパワースペクトルを計算した。(i)SNRはBHスピンとBH質量M_agt10 ̄6M_odotのコンパクトな物体の質量が増加すると増加し,(ii)SNRはM≒10 ̄6M_odotで最大値を持ち,(iii)SNRはM=10 ̄6M_odotで初期偏心が増加するにつれ増加する。また,重力波の高い多重極モードからの寄与を組み込むことは,検出率を高めるために重要であることを示した。【JST・京大機械翻訳】