プレプリント
J-GLOBAL ID:202202205155995624   整理番号:22P0269276

重症COVID-19疾患を治療するトシリズマブ投与患者の死亡率予防におけるコルチコステロイドの有益な効果【JST・京大機械翻訳】

Beneficial Effect of Corticosteroids in Preventing Mortality in Patients Receiving Tocilizumab to Treat Severe COVID-19 Illness
著者 (44件):
資料名:
発行年: 2020年09月01日  プレプリントサーバーでの情報更新日: 2020年09月01日
JST資料番号: O7002B  資料種別: プレプリント
記事区分: プレプリント  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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抄録/ポイント:
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RECOVERY試験からの予備的報告の基礎として,デキサメタゾンまたは代替コルチコステロイド(CS)の使用は,現在,補足酸素を必要とする重症COVID-19患者において推奨されている。しかしながら,最後の更新された推奨は,CS有りまたは無しのトシリズマブ(TCZ)のような他の免疫調節剤の使用に対して,または,結果がまだ限られているので,位置を取上げていない。【方法】2020年3月17日から4月7日まで,実際の観察後向き分析を,著者らの750ベッド大学病院で実施して,TCZ+/-CSで治療した重症COVID-19患者における死亡率の特性と危険因子を,治療標準(SOC)に加えて研究した。データは,日常の臨床診療から得られ,電子医療記録に保管された。主な転帰は院内死亡率であった。【結果】合計1092人のCOVID-19患者が,研究期間中に入院した。それらの内,186(17%)はTCZで治療され,そのうち129(87.8%)がCSと併用された。TCZ+/-CSが開始された場合,全186名のうち155名(83.3%)が非侵襲的換気を受けていた。症状発症と病院入院からTCZ使用までの平均時間は,それぞれ12(+/-}4.3)と4.3日({+/-}3.4)であった。全体として,147(79%)は生存し,39(21%)は死亡した。多変量解析により,死亡率は高齢(HR=1.09,p<0.001),慢性心不全(HR=4.4,p=0.003)および慢性肝疾患(HR=4.69,p=0.004)と関連していた。TCZと組み合わせたCSの使用は,TCZを受けた重症COVID-19患者における死亡率に対する主な防御因子であった(HR=0.26,p<0.001)。30日の追跡調査の後,重大な超感染は観察されなかった。結論:全身性宿主免疫炎症反応症候群によるTCZを受けた重症COVID-19患者において,TCZ療法に加えてCSの使用は,院内死亡率の予防に有益な効果を示した。【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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運動器系疾患の薬物療法  ,  消炎薬の臨床への応用 
物質索引 (1件):
物質索引
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