抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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いくつかの最近の研究は,大気汚染とCOVID-19の発症率と死亡率の両方,ウイルスSARS-CoV-2に起因するパンデミック病との結びつきリンクを発見した。ここでは,このようなリンクがスウェーデンでも,低い人口密度の国と,一般に,PM_2.5とNO_2のような重要な汚染物質の低いバックグラウンドレベルを持つ,比較的良好な大気質を有するかを調査する。騒音をフィルターにかけるために経験的に決定された閾値を用いてふるい関数を適用した後に,都市レベルで正規化されたCOVID-19死亡に対するいくつかの大気汚染物質の正規化された排出レベルを関係づけることによって調査を行った。PM_2.5,PM_10およびSO_2に対してかなり強い相関,およびNO_xに対して中程度のものを見出した。CO_2に対しては,COに対して,また,(予期されたとしても)相関は見られなかった。結果は統計的に有意であり,計算は簡単で容易に検証できる。研究は大気汚染物質の排出レベルのみを考慮し,大気質の測定ではなく,気候と気象因子(平均風速のような)は交絡因子として除外できる。最後に,調査した自治体における人口密度とCOVID-19死亡の間には小さな正の相関があるが,それらは弱いか,あるいは統計的に有意ではないかのいずれかである。【JST・京大機械翻訳】