抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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本研究では,クォーク交換モデルを用いて,分子およびコンパクトなテトラクォークシナリオにおけるccsu4クォーク系に対するη_cK,J/ψK,η_cK ̄*およびJ/ψK ̄*隠れチャーム減衰モードを調べた。この理論結果は,新たに観測された状態Z_cs(3985)とZ_cs(4000)が2つの異なる状態であるならば,Z_cs(4000)がJ/ψK部分減衰幅が約Δε2.89MeVである混合物frac1√2(D ̄0D_s ̄*+D ̄*0D_s ̄-)として解釈され,一方,Z_cs(3985)はJ/ψK部分減衰幅がゼロからゼロに小さい混合物frac1√2(-D ̄0D_s ̄*-+D ̄*0D_s ̄-)として説明できることを示した。さらに,もし状態Z_cs(4000)を混合状態frac1√2(D ̄0D_s ̄*+D ̄*0D_s ̄-)として説明できれば,J/ψKとη_cK ̄*間の部分減衰幅比は単位に近く,これは減衰チャネルη_cK ̄*がZ_cs(4000)の内部構造をデコードするだけでなく理想的なチャネルであることを示した。さらに,J/ψK ̄*に減衰するテンソル分子状態|D ̄*0D_s ̄*-π ̄*_2 ̄+に対する部分減衰幅は数MeVまで到達し,このテンソル分子状態がこの減衰チャネルにおいて観察される良好なポテンシャルを持つことを示す。【JST・京大機械翻訳】
