抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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すべての方向(360度)で撮影された球面画像は,被験者と空間自体の周囲を表現でき,視聴者への没入経験を提供する。単一垂直視野(NFOV)画像からの球面画像の生成は便利であり,特定のパノラマカメラを使用する必要がなく,多重方向から画像を取る必要がなく,使用シナリオをかなり拡張する。しかし,それはまだ挑戦的で未解決の問題である。第一の課題は,所望の妥当な球面画像の全ての方向を含む広い領域の生成に関与する高い自由度を制御することである。他方,シーン対称性は回転対称性,平面対称性および非対称性のような球面画像の大域的構造の基本的性質である。単一のNFOV画像から球面画像を生成する方法を提案し,シーン対称性を用いて生成された領域の自由度を制御する。条件付き変分自動符号器に潜在変数としてシーン-対称性パラメータを組み込み,それに続いて,NFOV画像とシーン対称性に対する球面画像の条件付き確率を学習した。さらに,確率密度関数をニューラルネットワークを用いて表現し,シーン対称性を隠れ変数の円形シフトとフリップの両方を用いて実行した。著者らの実験は,提案方法が対称から非対称に制御された様々な妥当な球面画像を作り出すことができることを示した。【JST・京大機械翻訳】