抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カルノシンは筋肉緩衝能と解糖の調節に重要な役割を果たす。食餌{β}-アラニン,L-ヒスチジン,およびL-カルノシン補充がブタ背最長筋のpH値,解糖能,AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)の活性およびピルビン酸キナーゼ(PK)活性に及ぼす影響を調べるために,平均体重(BW)50.5{+/-}1.7kgを有する合計60羽を,基礎飼料(対照,CON),0.04%{β}-アラニン({β}-ALA),0.06%L-ヒスチジン(L-HIS),0.04%{β}-アラニン+0.06%L-ヒスチジン({β}-ALA+L-HIS),または0.1%L-カルノシン(L-CAR)を含む食餌を受けた5群に分けた。結果は,{β}-ALAとL-HISまたはL-CARの組み合わせの食事補給が,処理の間の背脂肪厚とロイン眼領域で有意に増加した(P0.05)ことを示した。0,1および24時間の死後(PM)で,L-CARを受けたブタの背最長筋(LM)のpH値は,処理間でより高かった(P<0.05)。1,24時間PMにおいて,{β}-ALA+L-HISおよびL-CARを受けたブタのLMにおけるAMPK活性は,CON飼料またはL-HISを受けたブタのものよりはるかに低かった(P<0.05)。ブタ飼料に補充した0.1%L-カルノシンまたは0.04%{β}-アラニンは,ブタ背最長筋におけるAMPKおよびPK活性の調節に有効であり,白,軟および滲出性(PSE)豚肉の発生を抑制した。【JST・京大機械翻訳】