抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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X線や脳波(EEG)のような生記録からの臨床報告は,医師にとって必須で日常的な作業である。しかし,正確で詳細な報告を書くことは,しばしば時間がかかる。ほとんどの既存の方法は,1)手動レビューと補正を必要とする誤差を含むこと,2)医師が報告に追加情報を書き込むこと,および3)生成された報告が個々の医師の好みに基づいてカスタマイズされない,というので,限られた成功で生入力から全体のレポートを生成することを試みている。医師のアンカー単語と部分完了文に基づく文章ファッションにより文章におけるレポートを生成する対話型手法である{CL}iin{A}l{R}eport{A}uto-completion(CLARA)を提案した。CLARAは,現在の報告のためのテンプレートとして,既存の報告から大部分の関連文を検索する。検索された文は,最終的報告書を作成するために入力特徴表現と組み合わせることによって順次修正される。著者らの実験的評価において,CLARAは,X線レポートで0.393CIDErと0.248BLEU-4を達成し,文章レベル生成のためのEEG報告で0.482CIDErと0.491BLEU-4を達成し,それは最良のベースラインで35%の改善であった。また,著者らの定性的評価を通して,CLARAは,ユーザ調査において医師による承認の有意に高いレベルを有する報告を生成することを示した(CLARAに対して5から5のうち3.74,ベースラインに対して5から2.52まで)。【JST・京大機械翻訳】