抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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LaAlO_3(またはSrTiO_3)のようなペロブスカイトは,立方晶結晶から三方晶(または正方晶)構造への置換構造相転移を受ける。長年にわたって,これらのタイプの遷移における臨界指数を等方性三成分Heisenbergモデルのそれらに当てはめた。しかし,フィールド理論計算は,くりこみ群の等方性固定点が不安定であり,くりこみ群反復流が立方固定点または変動駆動一次遷移のいずれかであることを示した。ここでは,これらの2つのシナリオが,それぞれ立方晶から三方晶および立方晶から正方晶への転移に対応することを示した。両事例において,臨界挙動を,普遍的特徴を示す,ゆっくり変化する有効臨界指数によって記述した。三方晶の場合に対して,それらのIsing値からそれらの立方値(等方性のものに近い)への有効指数の交差を予測した。正方晶の場合,有効指数は,一次転移への大きな変化を示す前に,広い温度範囲にわたって等方性値を持つ。3次元における等方性固定点近傍の新しいくりこみ群計算を示し,有効指数を推定するために使用し,これらの予測をテストするための専用実験を提案した。同様な予測は立方磁性と強誘電系にも適用できる。【JST・京大機械翻訳】