抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】唾液はSARS-CoV-2を検出する魅力的な試料である。しかし,唾液対鼻スワブの感度に関して矛盾する報告が存在する。【方法】著者らは,最後の曝露から14日間までCOVID-19症例の密接な接触を追跡して,2または3日ごとに自己申告症状,中鼻スワブ(MTS),および唾液を採取した。MTSおよび唾液によるウイルス検出のCt値,ウイルス負荷および頻度を比較した。【結果】58の接触は,200の唾液-MTS対を提供した。14の接触(症状を有する13)は,1つ以上の陽性試料を有した。唾液とMTSはウイルス検出の類似率(p=0.78)と実質的な一致({κ}=0.83)を有した。しかし,感受性は症状発症から時間とともに有意に変化した。早期(-3から2日)の唾液は,MTSと比較して,ウイルス検出の12倍(95%CI:1.2,130),および3.2倍(95%CI:2.8,3.8)高いRNAコピー数を有した。症状後2日目に,MTSを用いたより大きな感受性に対する有意な傾向はなかった。【結語】唾液とMTSは,COVID-19検出のためのMTSに対する適切な代替法である唾液を高い一致を示した。Salivaは感染時に感染の初期に感受性が高く,COVID-19の優れた費用効率の高いスクリーニングツールであることを示唆した。【JST・京大機械翻訳】