抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
オオムギ黄色矮性(BYD)は穀類の主要なウイルス疾患の1つである。コムギにおける表現型BYDは,他の生物的および非生物的ストレスとの類似性のため,非常に困難である。耐性のための育種は,コムギ一次生殖質プールが遺伝的抵抗性を欠いているので,野生相対種に由来する現在までのほとんどの抵抗性遺伝子で,遺伝的抵抗性を欠いている。本研究の目的は,i)BYD評価と選択を改善するために,BYD評価と選択の改善,ii)BYD耐性に関連するゲノム領域の同定,およびiii)BYD耐性を予測するゲノム予測モデル能力の評価,のハイスループット表現型タイピング(HTP)の使用を評価することである。最高107のコムギ系統は,殺虫剤処理および非処理区画の両方で5つの圃場季節の各々で表現型化された。すべての季節を通して,BYD重症度は殺虫剤処理および植物高さ(PTHTM)で低く,穀粒収量(GY)は未処理のエントリと比較して増加した値を示した。染色体7DL上の耐性遺伝子Bdv2を持つ転座セグメントの存在に対して,系統の9.2%だけが陽性であった。低周波にもかかわらず,この領域は関連マッピングによって同定された。さらに,染色体5ASに対する耐性に対する潜在的新規ゲノム領域をマッピングした。形質の可変遺伝率(0.211-0.806)を考えると,0.06-0.26の範囲のBYD重症度に対する比較的良好な予測能力を得た。予測モデルにBdv2を含めると,BYDの予測に大きな効果があったが,PTHTMとGYに対する効果はほとんどなかった。本研究は,フィールド-HTPを用いてBYDを特性化し,疾患重症度を予測するためにGSを適用する最初の試みである。これらの方法はBYD特性化を改善し,BYD耐性生殖質を送達するために耐性の新しい源を同定する可能性がある。【JST・京大機械翻訳】