抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,局所ユニバーにおける星形成銀河の拡張試料の恒星質量-金属関係(MZR)と星形成速度(SFR)との可能な依存性を研究した。SFRに関してMZRの関係の挙動を分析し,それらの恒星集団の年代を考慮して, 195000SloanデジタルSky調査(SDSS)星形成銀河のサンプルを,z=0.22まで選択した。このサンプルについて,初めて,Calar Alto Legcy Integration Field Area(CALIFA)調査からの経験的処方を用いて,開口補正酸素および窒素対酸素量(それぞれO/HおよびN/O)およびSFRを得た。本研究を行うために,銀河の恒星質量と恒星集団の年代の代理としてパラメータDn(4000)を用いた。ロバストなMZR軌跡を導出し,これは,化学存在量の直接導出で,よく研究された近傍銀河の選択された集合の「アンカリング」点と完全に一致することを見出した。銀河質量と金属性の全範囲にわたるMZRとSFRの間の複雑な関係が観察され,そこでは,O/H-SFR平面で見られる傾斜変化が銀河の恒星年代に調整されると思われるパターンを示し,従って恒星年代は恒星質量-金属-SFR関係において考慮されなければならない。MZRがSFRに依存するかどうかの疑問に対する答えを提供するために,銀河の恒星集団の年齢を考慮することが必須である。MZRとSFR間の強い依存性が,主に強いSFR値と低いDn(4000)を有する星形成銀河に対して観測された。SDSS試料の最も若い銀河は,それらの恒星質量に対して測定した最高のSFRを示した。【JST・京大機械翻訳】