抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】異なる集団サブグループにおける種々のワクチン製品に対するCOVID-19結果に対するワクチン有効性の変化をモニターすることが重要である。方法:ニューヨーク市大都市圏の緊急治療センターで,2021年4月1日から10月25日までのSARS-CoV-2ウイルスの試験を受けた患者[≧]12歳における後向き研究を行った。患者は,試験時に自己申告したワクチン接種状態を自己申告した。ワクチン接種者(n=484,468),部分ワクチン接種(n=107,573),および非接種(n=466,452)患者の間のSARS-CoV-2感染に対する陽性試験のオッズ比を比較することによって,ワクチン有効性(VE)を推定するための試験陰性設計を用い,人口統計学的因子および暦時間を調整した。【結果】mRNAワクチンの2つの投与後の症候性感染に対するVEは,前デルタ期間に96%(95%信頼区間[CI]:95%,97%)であり,デルタ期間に79%(95%CI:77%,81%)に減少した。デルタ期間において,12~15歳のVE(85%;[95%CI:81%,89%])は,高齢群(他の年齢群に対して<65%)と比較して高かった。VE推定値は性,人種/民族性,および共存症によって異ならなかった。症候性感染に対するVEは,以前の感染の個人で最も高く,続いて完全なワクチン接種が続いた。mRNA-1273ワクチン(83%[95%CI:81%,84%])後の症候性感染に対するVEは,デルタ期間においてBNT162b2ワクチン(76%[95%CI:74%,78%])と比較して高かった。単回投与Ad26.COV2.Sワクチン後のVEは,他のワクチンと比較して最も低かった(29%[95%CI:26%,32%])。結論:mRNAワクチンの2つの用量の後の感染に対するVEは,最初に高かったが,すべての3つのFDA承認されたワクチンに対するデルタ変異体に対して有意に減少した。【JST・京大機械翻訳】