抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大きな分割望遠鏡を用いた将来の高コントラストイメージング分光法は,G-またはK-型主配列星の周りの地球様惑星の大気分子を検出することができる。ターゲット惑星数の増加は,小さな内部動作角(IWA)を有するコロナグラフを必要とし,様々な検出可能な大気分子を強化するならば,広いスペクトル帯域幅が必要とされる。これらの要求を満たすために,本論文では,λ_0が設計中心波長であり,Dが望遠鏡開口に含まれる長方形開口の全幅を示す,中程度の波長帯域にわたって1λ_0/D以下のIWAを提供するコロナグラフィックシステムを提示した。性能シミュレーションは,提案システムが650~750nmの波長で1λ_0/Dで10 ̄-10以下のコントラストを達成することを示した。さらに,このシステムは,入力分離角が0.7-1.4λ_0/Dのコアスループット≧10%であった。望遠鏡時間を減らすために,視野の幅よりも高い精度に対して,他の観測方法による目標軌道に関する事前情報が必要である。傾斜収差を含むいくつかのタイプの収差に対して,提案システムは,約1λ_0/DのIWAを持つ,これまで提案したコロナグラフよりも感度が低い。地球様惑星の将来観測において,提案したコロナグラフシステムは,極めて小さなIWAを達成するのに専用の補助コロナシステムとして役立つ可能性がある。【JST・京大機械翻訳】