抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【背景】病院訪問後に酸素療法を必要とする人々を同定するために,コロナウイルス疾患2019(COVID-19)を有する外来患者を見る臨床医にとって,Itは重要である。COVID-19の入院患者における死亡率または人工呼吸器必要量を予測するバイオマーカーに関する研究が行われているが,外来患者における酸素療法の必要性を予測するバイオマーカーに関する研究はまばらである。【方法】外来ベースで As川市病院を訪れたCOVID-19患者を本研究に含めた。全体で,287名の新規外来患者が4月2021年9月20日の間に訪問され,142名が血液検査を受けた。すべての血液検査は,COVID-19の処置の前に行われた。人口統計学的情報,実験室データ,および臨床治療情報を電子カルテから抽出した。酸素療法に関連する危険因子を調査した。【結果】合計で,血液検査を受けた142人の患者のうちの40人は,血液サンプルの7日以内に酸素療法を必要として,他のすべての患者は酸素療法なしで回復した。C反応性蛋白質(CRP)と乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)レベルは酸素療法を必要とする患者で有意に高く,それらのカットオフはそれぞれ36mg/L(感受性,0.802,特異性,0.725)と267U/L(感度,0.713;特異性,0.750)であった。多変量ロジスティック回帰は,酸素療法要求に対する有意なリスク因子として,年齢,ボディマスインデックス,CRP[≧]36mg/L,およびLDH[≧]267U/Lを同定した。本研究はCRPとLDHレベルの上昇がCOVID-19の外来患者における酸素療法の独立危険因子であることを示唆する。さらなる確認研究が必要である。【JST・京大機械翻訳】