抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
単一種分布モデルを拡張することにより,多種分布モデルと共同種分布モデルは環境変数と種のコミュニティ間の関係を記述することができる。また,ある仮定の下でコミュニティまたはそれらの共同分布(結合種モデル)における各種の限界分布(多重種モデル)をモデル化することが可能であるが,両エンティティを同時に記述するモデルは利用可能ではない。多変量変換モデルのフレームワーク内の限界単一種分布に対する多重種およびモデルの関節分布の両方の記述を可能にする新しいモデルを提案した。モデルパラメータは,2つの近似最大尤度手順によって,豊度データから推定することができる。3つの魚類摂食鳥のモデルコミュニティを用いて,1年間のコースにわたる種間食品競争を,3つの時間依存Spearmanの順位相関パラメータを備えた計数変換モデルを用いてモデル化できることを示した。同じデータセットを用いて,モデルの性能を種分布モデリングに関する文献からの競合モデルと比較した。多種計数変換モデルは,マルチおよびジョイント種分布モデルの代替を提供する。単一種分布を捕捉する限界変換モデルに加えて,種間の相互作用は,全てのモデルパラメータに対する同時推論を可能にする過剰モデル定式化におけるSpearmanの順位相関によって表現できる。ソフトウェア実装は,統計的計算のためのRシステムへの「コットラム」追加パッケージで利用可能である。【JST・京大機械翻訳】