抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大きな駆動振幅でのいくつかの強制構成に対する注入同期面内均一スピントルク発振器の動力学を調べた。解析のため,スピン波振幅方程式を用いて,強制が複素値関数F(p,ψ)∝ε_1(p)cos(ψ)+iε_2(p)sin(ψ)である一般的振動子方程式への動力学を低減した。発振器が強く非等時性であり,そして/または電力強制(ε_1/ε_2 1)によって強制されると仮定して,著者らは,パラメータε_1,2(p)がArnold舌図の主な分岐特性を支配することを示した。(i)ロッキング範囲非対称性は主にdε_1(p)/dpによって制御され,(ii)ε_1,2(p)および(iii)周波数ヒステリシス範囲に依存するパワー閾値に対して,周波数ヒステリシス範囲はゼロ不整合周波数における共振周波数を通して過渡領域に関係する。次に,このモデルを,磁場に対して10 ̄0~10 ̄3A/m,電流密度に対して10 ̄10~10 ̄12A/m ̄2の駆動振幅に対するマクロスピンシミュレーションと比較した。モデルによって予測されたように,強制構成(駆動信号の特性,適用方向,調和次数)は,発振器動的に実質的に影響した。しかし,いくつかの不一致が観察された。特に,ヒステリシス境界が同じ大きさオーダであるならば,周波数とパワーロッキング範囲境界の予測は誤って推測される。さらに,分岐がSaddleノードまたはBogdanovであるならば,誤推定は2つの異なるタイプであった。これらの効果は,非等時性自動振動子における動力学の複雑さのさらなる表現である。【JST・京大機械翻訳】