抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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太陽コロナループ(または,短いための減衰なし振動)の減衰のないキンク振動は,それらの発見以来大きな注目を集めている。コロナ輝点(CBP)はミニアクティブ領域であり,小さなサイズのループから成る。しかし,CBPsにおける無減衰振動は広く報告されていない。本研究では,太陽力学観測所(SDO)に搭載した大気画像アセンブリ(AIA)によって撮影された171AA画像を用いて,いくつかのCBPsにおけるこの種の振動を同定した。振動振幅を増加させるために運動倍率アルゴリズムを使用した後,振動信号を同定するために時間距離マップを作成した。また,ループ長と速度振幅を推定した。23のCBPsを分析し,そのうち16で31の振動事象を見出した。振動周期は1~8分(平均約5分)で,変位振幅は0.07Mmの平均値を有した。平均ループ長さと速度振幅はそれぞれ23Mmと1.57kmである。異なる振動パラメント間の関係も調べた。さらに,これらのサブピクセル振動振幅(0.4Mm以下)をいかに検出できるかを説明するために,簡単なフォワードモデルを実行した。モデルの結果は,著者らのデータ処理方法の信頼性を確認した。本研究は,CBPsの小規模ループにおいて,減衰のない振動が一般的であることを初めて示した。これらの振動はコロナにおけるAlfv’{e}n速度と磁場強度の地震学的診断を可能にする。【JST・京大機械翻訳】