抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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CycT1とCDK9から成るP-TEFbはRNAポリメラーゼIIによる転写の伸長を調節する。増殖細胞において,それは7SK snRNP複合体において7SK snRNAにより調節される。静止細胞において,CycT1が脱リン酸化され,CDK9から放出され,急速に分解されるので,P-TEFbは存在しなかった。本研究では,この分解の機構を同定した。遊離CycT1のユビキチン化と分解を位置1から280のN末端領域にマッピングした。この領域は6つのリジンでユビキチン化され,E3リガーゼSiah1とSiah2はこれらの配列と結合し,分解する。重要なことに,Siah1/2の阻害は,静止初代細胞と同様に増殖における遊離CycT1の発現を救済した。Siah1/2は,休止,末端分化,作動および/または消耗細胞で解離したCycT1に結合し,分解するE3リガーゼであると結論した。【JST・京大機械翻訳】