抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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磁化QCD物質に及ぼすクォークの異常磁気モーメント(AMM)の影響を,磁化率,臨界温度周辺の逆磁気触媒作用,および磁場下の中性/荷電π中間子およびrho中間子スペクトルを含めて系統的に調査した。クォークの動的AMM,磁場とのカップリングは,クォークの分散関係のZeeman分裂を引き起こし,磁場下の磁気特性と中間子質量スペクトルを変化させる。クォークのAMMを含むことは,磁化物質の格子結果を完全に理解できないので,クォークのAMMは動的クォーク質量を減少させ,その結果,T_c付近で逆磁気触媒作用を引き起こす。中性ピオン質量は,AMMに非常に敏感であり,磁場とともに急速に減少し,そして,荷電ピオン質量は,非線形挙動を示し,すなわち,磁場によって,最初に直線的に増加し,次に,強磁場で飽和する。rho中間子では,AMMは,異なるs_zで中性のrho中間子質量の質量を減少させ,s_z=+1,0成分荷電したrho中間子質量を減少したが,s_z=-1成分荷電rho中間子質量を増強させることが観察された。低温での磁化率は,異なるAMMで正または負である。【JST・京大機械翻訳】