抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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直交セルラオートマトン(OCA)の対により定義されるSボックスを調べ,このようなCAがバイジェクティブベクトルBoole関数を常に定義し,従ってブロック暗号の設計に対して興味深いことを示した。特に,直径d=4とd=5の全非線形OCAペアの網羅的探索を行い,それぞれサイズ6×6と8×8のSボックスを生成した。驚くべきことに,これらすべてのSボックスは線形であり,従って,それらはブロック暗号における混同層の設計に役立たなかった。しかし,これらのSボックスのより密な検査は,非常に興味深い構造を明らかにした。実際,著者らの網羅的探索により見出されたOCAベースSボックスの線形成分空間は,線形CAのカーネル,あるいは等価的に多項式符号であることを指摘した。最後に,著者らの網羅的探索で得られたSボックスの多項式コードを分類し,ほとんどの場合,それらは実際には,b=d ̄-1の発電機多項式X ̄b+1を有する周期的符号に対応することを観測した。これらの知見から,ブロック暗号における良好なSボックスを設計するOCAの使用の可能性が除外されているが,それらは,一般的に未解決の問題である非線形OCA対の理論的特性化に対する興味深い洞察を与えない。【JST・京大機械翻訳】