抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エビデンスベース,早期介入は自閉症の幼児における発達転帰を有意に改善する。それにもかかわらず,治療中の発生軌跡には高い個人間不均一性がある。できるだけ早期の介入を開始することは,より良い発達結果をもたらす。しかし,開始時の若年年齢を除いて,早期介入を受けた後の子供の発達転帰の信頼できる個人予測を提供できる行動特性に関する明確なコンセンサスはない。本研究では,個々の設定(n=55,年齢28.7{+/-}5.1か月,範囲15-42)のSwitzerlandのGenevaにおける早期Start Denver Model(ESDM)アプローチを用いて,2年間の介入を受けた自閉症児の発育軌跡を分析した。本研究の目的は,治療に対する反応の早期予測因子を同定することであった。クラスター分析を適用し,摂取時の認知レベルに基づく3群間および治療経過中の認知変化率を識別した。子供の第1群は,摂取時に軽度の認知遅延があり,治療終了(ベースラインでより高い認知:HC)により認知遅延はほとんどなかった。他の2群の子供は,ベースラインで重度の認知遅延を示した。しかし,それらは治療に対する応答の2つの非常に異なるパターンを有した。大多数は,治療経過(OptR Responder:OptR)で発達スコアを有意に改善し,一方,少数の子供は改善を示さなかった(MinR Responder:MinR)。更なる分析は,最適な2年間の治療結果(OptR)を終えた子供が,介入の最初の6箇月の間の迅速な発達改善と組み合わせた,ベースラインでのより高い適応機能により特徴づけられることを示した。逆に,介入の6か月目による有意な進展は,治療(MinR)に対する最適応答の低下と関連していた。【JST・京大機械翻訳】