抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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相互インダクタンスと正弦波場によって駆動される2つの同一SQUID(超伝導量子干渉素子)のシステムを,その多重分岐共鳴曲線,その分岐構造,および同期挙動のような動的特性に関して数値的に研究した。SQUID二量体は,Neimark-Sacker(トーラス)分岐を通してそれに接続された気泡を有するヒステリシス共鳴曲線を示し,それらの近傍における共存カオス分岐と共に,その近傍に接続した。興味深いことに,SQUID二量体のカオスへの転移は,二次元トーラス(準周期性対カオス遷移)の周期二重カスケードを通して起こる。カオス状態を計算Lyapunovスペクトルを通して同定し,それらの引力の流域を決定した。分岐図を,結合強度のパラメータ平面と印加場の駆動周波数に関して構築し,それらを同じ平面上の最大Lyapunov指数の写像に重ね合わせた。このようにして,カオス挙動とトーラス分岐の間の明確な結合を明らかにした。さらに,局所同期に似た非対称状態を,SQUIDのループを貫通するフラックス間の相関関数を用いて検出した。SQUID二量体に存在すると思われる間欠カオス同期の影響は,わずかに接触した。【JST・京大機械翻訳】