抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超重核の特性と超重核への核景観の拡大を共変密度汎関数理論内で広範囲に研究した。軸反射対称および反射非対称相対論的Hartree-Bogoliubov(RHB)計算を行った。三軸RHBと三軸相対論的平均場+BCSフレームワーク内で三軸性の役割を調べた。Z ̄130を超えるプロトン数の増加とともに,楕円状核形状からトロイダル形への転移が起こる。後者の形状の記述は,楕円状形状の記述に採用されたものより典型的に著しく大きい基底を必要とする。トロイダル形状を有する多くの超重核は,マルチフラグメンテーションに対して不安定であると予想される。しかし,球面超重核の安定性の3つの島がRefで初めて予測された。[1].これらの島の中心に位置する核の陽子および中性子密度,電荷半径,中性子皮膚および下層シェル構造を詳細に調べた。N=228,308および406における大きな中性子シェルギャップは,中性子数におけるこれらの島の近似中心を定義する。反対に,大きなプロトンギャップは(Z ̄156,N ̄310)島においてZ=154でのみ現れた。その結果,これは計算で見出された球状超重核の安定性の最大島である。計算は八重極と三軸歪に関してこれらの島における核の安定性を示す。中性子豊富超重核における核分裂障壁を,三軸RHBフレームワークにおいて研究した。核分裂障壁の高さに及ぼす三軸性の影響は,この領域のいくつかの部分において実質的であった。本研究で得られた結果に基づいて,超重核への核景観の拡張を提供した。【JST・京大機械翻訳】