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J-GLOBAL ID：202202211583543165   整理番号：22A1077920

日本人中学生による英語無強勢母音のフォルマントに対する音素環境の影響の分析

Analysis on influences of phoneme contexts on formants of English unstressed vowels produced by Japanese junior-high-school students.

著者 (3件)： 畑日菜子 (同志社大) ,  加藤恒夫 (同志社大) ,  菅原真理子 (同志社大)
資料名： 日本音響学会研究発表会講演論文集(CD-ROM)  (日本音響学会講演論文集(CD-ROM))
巻： 2022  号： 春季  ページ： ROMBUNNO.2-8P-4  発行年： 2022年02月23日 
JST資料番号： G0381C  ISSN： 1880-7658  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・日本人中学1年生に対し,日本語による初等教育(JP),二言語初等教育(BP),英語による初等教育(EP)の無強勢母音発音の差異分析。
・無強勢母音調音直前・直後の子音及び先行・後続音節の母音の調音位置依存性検証のため,音素環境がホルマント周波数に与える影響評価の実施。
・EPは無強勢母音のF2周波数が前後音素環境の影響を受け,強勢母音のF2周波数が音素環境の影響を受け難く,JPは無強勢母音らしい発音ができず,BPは無強勢母音らしい発音は難しいが一部出来ていることの判明。

シソーラス用語： 人間 ,  学生 ,  ホルマント ,  *音素 ,  学校教育 ,  *英語 ,  母音 ,  *音声分析 ,  分析
準シソーラス用語： 影響分析 ,  英語教育 ,  中学生 ,  日本人

分類 (1件)： 音声処理  (JE05000E)

引用文献 (7件)：

• Y. Kondo, “Targetless schwa: Is that how we get the impression of stress-timing in English?,” In Proc. Edinburgh Linguistic Department Conference ‘94, pp. 63-76, 1994.
• E. Flemming, “The phonetics of schwa vowels,” In D. Minkova (Ed.), Phonological weakness in English, pp. 78-98, 2009.
• 加藤, 菅原, “日本人中学生による英語無強勢音節の母音の弱化の定量的分析:初等教育の言語環境による違いの比較,” 日本音声学会第35回全国大会予稿集, pp.119-124, 2021.
• M. McAllister, M. Socolof, S. Mihuc, M. Wagner and M. Sonderegger, “Montreal Forced Aligner: Trainable text-speech alignment using Kaldi,” In Proc. Interspeech 2017, pp. 498-502, 2017.
• K. Johnson, “The ∆f method of vocal tract length normalization for vowels,” Laboratory Phonology: Journal of the Association for Laboratory Phonology, Vol. 11, pp. 1-16, 2020.

タイトルに関連する用語 (8件)： 日本人 ,  中学生 ,  英語 ,  母音 ,  フォルマント ,  音素 ,  環境 ,  分析