抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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官能知覚は,連続のものとは対照的に,律動的過程であることが広く確立されている。聴覚認知の文脈において,この効果は皮質と行動レベルでのみ確立された。しかし,聴覚感覚系のユニークな構造は,その一次感覚皮質が蝸牛レベルでその感覚受容体の過程を調節することを可能にする。以前に,著者らは,モード間選択的注意によって振幅で変調される真の蝸牛θ( ̄6Hz)リズムの存在を実証することができた。研究のパラダイムは蝸牛活動の振動相に対する注意効果の評価に適していないので,注意が蝸牛の進行中の活動の時間的組織化にも影響するかどうかは未解決のままである。本研究は,刺激フリーキューターゲット間隔と聴覚標的の省略期間における進行中の耳音響活動を調査するために,耳間注意パラダイムを利用した。蝸牛シータリズムの存在を再現することができた。重要なことに,著者らは,標的提示の間の蝸牛振動活動と同様に,2つの耳と予想の注意条件の間の有意な位相反対を見つけた。しかし,振幅は耳間注意によって影響されなかった。これらの結果は,モード間および耳間注意が聴覚処理の最初のレベルで励起および阻害の異なる側面を展開することを初めて示した。モード間注意は蝸牛活動のレベルを調節するが,耳間注意はタイミングを調節する。【JST・京大機械翻訳】