抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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低温でのAlO_x/SrTiO_3(ALO/STO)界面素子のドメイン壁は,STO系ヘテロ構造の表面または界面に形成された二次元キャリアガスの電気的輸送において,ゼロ外部磁場のHall棒で観察された有限横抵抗の,新しいシグネチャーを生じさせる。この横方向抵抗は局所領域壁配置に依存し,従って温度,ゲート電圧,熱サイクル,および試料に沿った位置によって変化し,これらのパラメータの関数として符号を変えることができる。横方向抵抗は≒70K以下で観察されたが,約40K以下では大きく変化し,その温度では分域壁が次第に極性になった。驚くべきことに,横方向抵抗は(001)配向ヘテロ構造と比較して(111)配向ヘテロ構造においてはるかに大きい。STOの誘電率を反映する導電性界面と基板に適用した電極間の静電容量の測定は,この差が電場を[111]方向に印加すると電場による温度依存誘電定数の大きな変化に関連することを示した。有限横抵抗を,注入電流の名目方向と共線でないドメイン壁に沿った電流の優先的輸送により,不均一電流流を説明できた。【JST・京大機械翻訳】