抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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MHD波の研究は,太陽大気と太陽大気地震学における加熱を理解するために重要である。円筒における波動モード特性の解析的研究は,多くの大気構造が最初の近似でモデル化できるので,この領域で特に興味深い。線形化理想MHDを用いて,円形ベースを持つ直線円筒と,内部と外部の2つの均一プラズマ領域を分離するその境界の不均一層において,カスプ連続体における周波数を有する準モード(共鳴吸収を通して減衰する大域的モード)を研究した。特に,これらのモードの減衰に興味があり,従って,バックグラウンドパラメータの関数としてそれらの周波数を決定することを試みた。理想MHD方程式を線形化後,Alfv’enとカスプ共鳴位置,並びに規則的点の周りのべき級数である正規特異点の周りのFrobenius級数の形式における不均一層における摂動全圧に対する二次微分方程式に対する解を見出した。これらの解を不均一層を通して適切に接続し,円筒の内側と外側の均一領域の解により,系の固有モードの周波数に対する分散関係を導いた。分散関係からも,固有モードではないが,準モードの周波数を見つけることが可能である。例として,光圏条件に関連する縦波数の値に対して,不均一層幅の関数として,遅い表面ソーセージ準モードの頻度を見出した。結果は,抵抗の遅い表面ソーセージ固有モードを研究した別の論文で見出される結果と良く一致することが分かった。また,準モードの摂動プロファイルと連続体モードの固有関数を論じた。【JST・京大機械翻訳】