抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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繰返しせん断速度掃引を受ける複雑な流体のレオロジー特性は,しばしばヒステリシスを示す。粘弾性とチキソトロピー材料の両方がヒステリシスループを示すので,何れかによって示す同じ特徴(何れか)を識別することが重要である。最近では,材料のチキソトロピーパラメータを推論するために,ヒステリシスループによって囲まれた領域を,せん断速度がサイクルにおいて変化する方法で関係づけることを試みた。本研究では,非線形Giesekusモデルを用いて,繰返しせん断速度掃引の適用に対する応答を研究した。この模型は,チキソトロピー材料にこれまで起因されている,各タイプの正則的に類似のヒステリシスループを生成することを見出した。また,スイープ速度の関数として粘弾性材料に対するヒステリシスループの面積はチキソトロピー材料で観察されるようにベル型/バイモーダル曲線を示した。本研究は,ヒステリシスループおよび関連する特徴をチキソトロピーに排他的に観察する一方で,注意が必要であることを示した。ヒステリシスループに関連する別の特徴はせん断帯不安定性の発生である。粘弾性ヒステリシスはせん断帯不安定性とは関係しないことを見出した。【JST・京大機械翻訳】