抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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野生集団における量的形質を支える遺伝的構造を理解することは,形質進化の背後にある過程を理解するのに重要である。動物モデルは,遺伝率や遺伝的相関などの量的遺伝パラメータを推定するための一般的な方法であり,研究集団における個体間の関連性の推定をフィッティングする。ゲノムワイドマーカーの遺伝子型は,関連性を推定するために使用できる。しかし,関連推定値はマーカー密度によって変化し,結果に影響する可能性がある。マーカーの密度の増加は,量的形質遺伝子座(QTL)を検出する力を増加させることが期待される。遺伝的マーカーの密度がどのように量的遺伝分析の結果に影響するかを理解するために,著者らは遺伝率を推定し,2つの異なるSNP密度:37,037の遺伝子型SNPのデータセット,および417,373のSNPの帰属されたデータセットを用いて,Soayヒツジの未管理個体群における5つの体サイズ形質に関してゲノムワイド関連研究(GWAS)を行った。遺伝率推定は2つのSNP密度間で差は無かったが,高密度変異SNPデータセットは,より低い密度データセットで見出されない4つの新しいSNP-形質関連を明らかにし,また,全ての以前に基礎のQTLを確認した。また,GWASを実行するのと同じステップにおける固定およびランダム効果のフィッティングは,別々のモデルにおける共変量に対する事前修正よりも強力なアプローチであることも示した。【JST・京大機械翻訳】