抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:結腸直腸癌(CRC)は,スコットランドにおける癌の3番目に一般的なタイプであり,癌死の2番目の主要な原因である。経時的なCRC生存の改善にもかかわらず,スコットランドは英国とヨーロッパの対応物の背後に遅れている。リンクした管理データセットは,新しい介入または政策の評価の基礎として現在のケアの実世界表現を提供し,介護と結果の変化を理解することができる。本研究では,変化の理解の基礎として,治療または緩和意図で治療された患者に対するCRC治療と生存に関する集団レベル証拠,および新しい治療の評価を支持するデータを提供することを目的とした。方法:2006年1月~2018年12月に,スコットランド癌登録(ICD-10コードC18-20)に登録された事故CRCの成人の後向き分析を行った。事故CRCの患者に関するデータは,それらの人口統計的,診断的および治療特性の記述を可能にする病院入院患者記録にリンクした。治療コホート(n=26,204)Cox-比例ハザード回帰モデルを用いて,全生存率(OS)およびCRC特異的生存(CRCS)に影響する因子を評価した。結果:全体で,32,690(73%)と12,184(27%)患者は,それぞれ結腸と直腸癌の診断があった。平均して,結腸直腸癌患者は5年前診断に入院する2つの病院を有していた。化学療法は直腸癌で30%,結腸癌で42%であった。放射線療法使用は,それぞれ2%と39%であった。治療コホート内の5年OS(CRCS)は,結腸と直腸癌の患者でそれぞれ71%(81%)と75%(82%)であった。患者および腫瘍特性を考慮した後,調整回帰モデルは,いくつかの因子が全原因およびCRC特異的生存に有意に影響することを示す。結論:国立連鎖管理データセットは,癌治療の実世界表現と癌患者の転帰を提供する能力を持っている。CRCを有する治療患者のスコットランド集団において,性別と地理によって生存に有意な変化があった。【JST・京大機械翻訳】