プレプリント
J-GLOBAL ID:202202213082258211   整理番号:22P0326426

うつ病と不安の病理生物学における腸内マイクロビオーム関連代謝産物-胆汁酸の役割【JST・京大機械翻訳】

Gut microbiome-linked metabolites in the pathobiology of depression and anxiety - a role for bile acids
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資料名:
発行年: 2022年04月05日  プレプリントサーバーでの情報更新日: 2022年04月05日
JST資料番号: O7001B  資料種別: プレプリント
記事区分: プレプリント  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:腸ミクロビオームは,主要なうつ病性障害(MDD)を含む神経精神病の病因において役割を果たす可能性がある。胆汁酸(BA)はコレステロールから肝臓で合成され,さらに腸-細菌酵素により処理されるステロイド酸であり,従って,ヒトおよび腸のミクロビオーム酵素プロセスをそれらの代謝において必要とする。BAは,脂質輸送および代謝,細胞シグナリングおよびエネルギーホメオスタシスの調節のような重要な宿主機能の範囲に関与する。BAは,最近,アルツハイマー病およびいくつかの他の神経精神病の病態生理に関わるが,鬱病および不安の病態生理におけるこれら腸ミクロビオーム結合代謝物の生化学的基礎は,大部分が不明のままである。方法:標的メタボロミクスを用い,MDDの208人の未治療外来患者のベースライン血清試料中の一次および二次BAsをプロファイル化した。17項目のハミルトン鬱病評価尺度(HRSD17)と14項目のハミルトン不安評価尺度(HRSA-Total)によって定義されるように,BA濃度と抑鬱症状と不安症状の重症度との関係を評価した。また,BAのベースライン代謝プロファイルが治療結果について知るかどうかを評価した。結果:一次BAケノデオキシコール酸(CDCA)の濃度は,重症症状の参加者と比較して,重度低下(log2倍数差(LFD)=-0.48;p=0.021)および高不安(LFD=-0.43;p=0.021)参加者の両方でベースラインで有意に低かった。リトコール酸(LCA)とその代謝物の幾つか,および一次BAsに対するそれらの比のようなCDCAから産生された腸内細菌由来二次BAは,より不安な参加者(LFDの範囲=[0.23,1.36];p’s範囲=[6.85E-6,1.86E-2])において有意に高かった。HRSD17とHRSA-Totalの相互作用分析は,BA濃度差が鬱病より不安の症状とより強く相関することを示唆した。ベースラインCDCA(LFD=-0.87,p=0.0009),イソLCA(LFD=-1.08,p=0.016)およびいくつかのBA比(LFDの範囲[0.46,1.66],p’s範囲[0.0003,0.049])は,リミッタからの治療失敗を区別した。結論:MDD患者では,腸ミクロビオーム組成の変化を示すBAプロファイルは,より高いレベルの不安および一次治療失敗の確率の増加と関係する。確認された場合,これらの所見は,腸のジスバシオーシスを特徴とするMDDに対する腸ミクロビオーム指向性治療の開発の可能性を示唆する。【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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動物生理一般  ,  消化器の基礎医学  ,  代謝と栄養 
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