抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,複製器動力学(周波数依存選択の標準モデル)を組み合わせた新しいモデリングフレームワークを,年齢構造化母集団のモデルと共に提示する。新しいフレームワークは,ライフサイクルにわたって変化する個人によって運ばれる競合戦略からなる集団のモデリングを可能にする。最初に,McKendrick von Foersterモデルの離散化を導いた。新しいモデルが定常状態(すなわち,年齢クラス間の安定周波数)に達するとき,Euler-Lotka方程式が満足されることを示した。この離散化はユニット年齢クラスからなり,時間尺度は,個体の一部だけが単一ゲームラウンドを演じる。これは,ゲームラウンド中に死亡しない個体が1つの年齢クラスからもう1つに移動するとき,単一時間ユニット内の線形動力学を意味する。その局所線形挙動以来,システムは大きなBernadelli-Lewis-Leslie行列と等価である。次に,マルチ個体群ゲームの方法論を,方程式の2つの相互等価システムの誘導のために使用する。第一は,各戦略に対する年齢構造の発展を記述する方程式のサブシステムによって完成した全母集団における戦略周波数の発展を記述する方程式を含む。第2のシステムは,一般住民の年齢構造の変化を記述する方程式を含み,各年齢クラス内の戦略の選択を記述する方程式のサブシステムで完成した。次に,複製器動力学の得られたシステムを混合ODE-PDEシステムの形式で示した。得られた結果を性比モデルの例によって説明し,両性の異なった死亡率が仮定されたとき,0.5の性比を得たが,異なる性別の生殖値によって駆動されるFisherの機構は平衡ではないことを示した。【JST・京大機械翻訳】