抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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弾性-毛細管現象の最近の研究は,古典的Young-Laplace-Dupr’e(YLD)問題の基本的バリアント,すなわち,液滴と低曲げ剛性の薄い固体シートの間の毛細管相互作用に興味を引いている。ここでは,シートが外部引張荷重を受ける二次元モデルを考察し,その液滴を,明確なYoung接触角θ_Yによって特徴づけた。数値,変分および漸近技術の組合せを用いて,著者らは,適用張力の関数として濡れを検討した。0<θ_Y<π/2の濡れ性表面に対して,θ_Y=0を必要とする剛体基板とは対照的に,薄板の変形により,臨界印加張力以下で完全な濡れが可能であることを見出した。逆に,非常に大きな適用張力では,シートは平坦になり,部分濡れの古典的YLD状況は回復した。中間張力では,シート中にベシクルが形成され,ほとんどの流体を囲い,小さな曲げ剛性の限界におけるこの濡れ状態の正確な漸近記述を提供した。しかし,曲げ剛性はベシクルの全形状に影響を及ぼすことを示した。部分濡れとθ′ベシクルを含むRich分岐図が,適度に小さい曲げ剛性に対して見出され,部分濡れがベシクル溶液と完全濡れの両方と共存し,引張依存性ベンドキャピラリー長,λ_BC,および液滴の形状がA/λ_BC ̄2比によって決定され,そこではAが液滴の面積であることを見いだした。【JST・京大機械翻訳】