抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これは一連の2番目の論文である。最初の論文で定式化された2つの内部状態(arXiv:2112.0819)を有する多粒子連続時間量子ウォークを用いて,量子ランダムアクセスメモリ(qRAM)を物理的に実装した。アドレス情報によるデータは,量子ウォーカーに符号化されたデュアルレールである。ウォーカーは完全バイナリツリーを通過し,指定メモリセルにアクセスし,セルに蓄積されたデータをコピーする。各ノードに割り当てられたラウンドアバウトゲートは,歩行器の内部状態に依存して,親ノードから2つの子供ノードの1つにウォーカーを動かすルータとして機能する。この過程において,アドレス情報を内部状態に順次符号化し,ウォーカーがターゲットセルに適切に送られるようにした。2 ̄nm量子ビットデータを処理する現在のqRAMは,深さO(nlog(n+m))の量子回路に実装され,O(n+m)量子ビット資源を必要とする。これは,処理のためのO(n ̄2+nm)ステップとO(2 ̄n+m)量子ビット資源を必要とする従来のバケット-ブリガデqRAMより効率的である。さらに,ウォーカーはバイナリツリー上の任意のデバイスともつれないので,コヒーレンスを維持するコストを低減できた。特に,バイナリツリーを通して単に量子ウォーカーを通過することによって,データを量子重合せ状態で自動的に抽出することができた。換言すれば,時間依存性制御は必要でない。【JST・京大機械翻訳】