抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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緒言:導入Clinical Depressionおよびその後の低免疫は,COVID-19症例の重症度の危険因子として作用する共存症である。SSRIおよびSNRIのような抗欝薬は,炎症反応を解消し,肺組織損傷を減少させる免疫調節作用と関連している。現在の系統的レビューとメタ分析は,入院患者におけるCOVID-19の予後と重症度に及ぼす抗うつ薬の効果を評価することを目的とする。方法:系統的検索を,PubMed/Medline,EMBASE,およびScopusにおいて,1月16日,2022日に実施した。次のキーワードを用いた:”COVID-19”,”SARS-CoV-2”,2019-nCoV,”SSRI”,”SNRI”,”TCA”,”MAOI”,および”Anti抑制剤”。95%CIによるプールリスク比(RR)を固定またはランダム効果モデルを用いて評価した。出版バイアスに対して統計的に有意としてP<0.05を考察した。データは,包括的Meta-Analysisソフトウェア,Version2.0(Biotry,Englewood,NJ)によって分析した。【結果】12の研究を,著者らの系統的レビューに含めた。それらのうちの3つは1751で実験され,それらのうちの9つは290,950人の参加者で観察されていた。12の論文のうち7つは,COVID-19の重症度減少に及ぼす抗うつ剤の影響を明らかにした。フルボキサミン,エスシタロプラム,フルオキセチン,およびパロキセチンを含むSSRI薬,およびSNRI薬剤Venlafaxineも,挿管または死亡のリスク低下と合理的に関連する。有意な効果を示さない4つの研究があり,1つの研究は,covid-19の予後に及ぼす抗うつ薬の負の影響を示した。臨床試験に関するメタ分析は,フルボキサミンがCOVID-19(RR:0.745;95%CI:0.580-0.956)の重症転帰を有意に減少させることができ,ほとんどのエビデンスは,抗うつ薬の使用,主にフルボキサミンが重症度を低下させ,ササ-cov-2の入院患者における転帰を改善するかもしれないことを示した。いくつかの研究は,COVID-19の重症度に対する抗欝薬の効果に関する矛盾した所見を示した。さらなる実験的研究は,COVID-19の重症度に対する抗うつ剤の効果を明らかにするために行うべきである。【JST・京大機械翻訳】