抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,高次モーメントベースの多重解像度Hermite加重本質的に非振動(HWENO)方式を双曲線保存則のために設計した。このスキームの主なアイデアは,関数とその一次導関数の積分平均が境界で関数とその一次導関数値の両方を再構成するのに使用される,著者らの以前の研究[J.Comput.Phys.,446(2021)110653]から導かれる。しかし,本論文では,ゼロ次および一次モーメントの情報を用いて,1次元および2次元事例におけるGauss-Lobatto点における関数値のみを再構成する必要がある。さらに,余分な修正手順を用いて,トラブルセルにおける一次モーメントを修正し,安定性の改善と不連続近傍の分解能の向上を導いた。精度の同じ順序を得るために,このモーメントベースの多重解像度HWENO方式によって必要とされるステンシルのサイズは,一般的HWENO方式と同じであり,一般的WENO方式よりコンパクトである。さらに,線形重みは,それらの和が1に等しい限り,任意の正数であり,CFL数は,1または2次元ケースに対して,まだ0.6であった。そのようなモーメントベースの多重解像度HWENOスキームの安定性と分解能を実証するために,広範な数値例を与えた。【JST・京大機械翻訳】