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J-GLOBAL ID：202202214325598510   整理番号：22A0858670

空間自己回帰分析により明らかにしたイネ黄化斑紋ウイルス病の局所発生を予防する農業実践【JST・京大機械翻訳】

Agronomic practices preventing local outbreaks of rice yellow mottle virus disease revealed by spatial autoregressive analysis

著者 (9件)： Sekiya Nobuhito (Graduate School of Bioresources, Mie University, Tsu, Mie, Japan) ,  Nakajima Toru (Graduate School of Bioresources, Mie University, Tsu, Mie, Japan) ,  Oizumi Nobuaki (Japan International Cooperation Agency (JICA), JICA Tanzania Office, Dar es Salaam, Tanzania) ,  Kurosawa Chihiro (Department of International Agricultural Development, Tokyo University of Agriculture, Setagaya, Tokyo, Japan) ,  Tibanyendela Naswiru (Department of Crop Science and Horticulture, Sokoine University of Agriculture, Morogoro, Tanzania) ,  Peter Mchuno Alfred (Graduate School of Bioresources, Mie University, Tsu, Mie, Japan) ,  Peter Mchuno Alfred (Kilimanjaro Agricultural Training Centre, Moshi, Tanzania) ,  Tomitaka Motonori (Japan International Cooperation Agency (JICA), JICA Tanzania Office, Dar es Salaam, Tanzania) ,  Natsuaki Keiko T. (Department of International Agricultural Development, Tokyo University of Agriculture, Setagaya, Tokyo, Japan)
資料名： Agronomy for Sustainable Development  (Agronomy for Sustainable Development)
巻： 42  号： 2  ページ： 15  発行年： 2022年 
JST資料番号： W4013A  ISSN： 1774-0746  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イネ黄色斑点ウイルス(RYMV)は,重度のイネ(Oryza sativa L.)収量損失を引き起こす。それは,1966年以降,サハラ以南アフリカとマダガスカルに固有であった。伝染(植物群落レベル)および長分散(地域および大陸規模)モデルを確立したが,農業コミュニティにおけるウイルス伝播は継続し,一方,局所疾患発生を引き起こす条件は不明のままである。プロット間ウイルス伝播とプロット内疾患悪化を含む局所発生は,個々の農民の属性と農業慣行と有意に関連していると仮定した。この仮説を検証するために,空間自己回帰モデルを,視覚観察と農民インタビューによって集めた変数を用いて構築した。タンザニア,Kilimanjaroの下部Moshi灌漑スキームにおいて,2011年から2013年までの4つの連続作付け季節の間,野外調査を行った。著者らのモデルは,プロット間ウイルス伝播における空間依存性を検出したが,プロット内疾患悪化では検出しなかった。インタープロットウイルス伝播の確率はIR64品種(26.9%)の使用により増加したが,藁除去(27.8%)と輪作(47.7%)で減少した。プロット内疾患悪化の確率は除草剤施用(24.3%)と輪作(35.4%)で減少した。簡単な費用便益分析は,プロット間ウイルス散布が品種置換と藁除去によって軽減されるべきであることを示唆した。疾患重症度が重大である場合,プロット内疾患悪化は除草剤施用によって抑制されるべきであり,イネは他の作物で回転しなければならない。これは,視覚観察や農家インタビューのような容易な実装技術を通して変数を得ることにより,実験場レベルから農業コミュニティレベルまでの空間自己回帰モデルをスケールアップする最初の研究である。著者らのモデルは,RYMVの制御のための候補農業慣行を成功裏に同定した。しかし,農業慣行とRYMV発生の間の因果関係は未知のままであるので,ロバスト制御対策を開発するには野外試験が必要である。Copyright The Author(s) 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 視覚 ,  *回帰分析 ,  農民 ,  灌漑 ,  除草剤 ,  農作物 ,  *ウイルス ,  *ウイルス感染症 ,  費用効果分析 ,  *イネ ,  輪作 ,  品種 ,  植物群落 ,  自己回帰モデル
準シソーラス用語： 農家 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 農民インタビュー ,  米生産 ,  空間自己相関 ,  空間自己回帰 ,  視覚観測 ,  タンザニア

分類 (2件)： ウイルスによる植物病害  (FC04054G) ,  稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (8件)： 自己回帰 ,  分析 ,  イネ ,  黄化 ,  斑紋 ,  ウイルス病 ,  予防 ,  農業