抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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背景:多ステロイドプロファイリングは,異なる生合成経路からステロイドを同時に定量する強力な分析ツールである。ここでは,フッ化アンモニウムのポストカラム注入を用いた25種のステロイドのプロファイリングのための超高性能液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(uPLC-MS/MS)アッセイを提示した。【方法】液-液抽出の後,ステロイドを,Phenomenex Luna Omega C18カラムおよび水(0.1%のギ酸)メタノール勾配を用いて5分にわたりクロマトグラフ的に分離した。定量はWaters Acquity uPLCとXevo(R)TQ-XS質量分析計で行った。フッ化アンモニウム(6mmol/L,ポストカラム注入)およびギ酸(0.1%(vol/vol),移動相添加物)を,イオン化を助ける添加剤として比較した。【結果】フッ化アンモニウム(NH_4F)のポストカラム注入(PCI)は,ギ酸と比較してステロイド構造依存様式でイオン化を亢進した(3{ベータ}OH-{Delta}5ステロイドで122-140%,3-ケト-{Delta}4ステロイドで477-1274%)。したがって,NH_4FによるPCIを完全に分析的に検証した。定量下限は0.28から3.42nmol/Lの範囲であった;25の検体の23は,許容できる精度(バイアス範囲-14%から11.9%)で定量可能であった。平均回収率は91.6%から113.6%の範囲であり,平均マトリックス効果は-29.9%から19.9%であった。不正確はすべての検体で2.3%から23.9%の範囲であり,18/25検体で<15%であった。10人の健康な男性と10人の健康な女性の血清多ステロイドプロファイルを測定した。【結論】フッ化アンモニウムのポストカラム注入によるPLC-MS/MSは,特に3-ケト-{Delta}4ステロイドの検出に役立つ増強イオン化による包括的多ステロイドプロファイリングを可能にする。NH4Fの5.5分C_LIO_LIPost-カラム注入における25のステロイドの定量は3-ケト-{Delta}4ステロイドC_LIO_LIのイオン化を促進し,いくつかの生合成経路C_LIO_LIWからステロイドを同時定量し,血清ステロイドプロファイリングC_LIに対して検証された分析データを示した。【JST・京大機械翻訳】
