抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)は,世界的に重要な公衆衛生課題である。SARS-CoV-2は新規ウイルスであり,感染個体における異なる人体部位における免疫学的応答を構成することは,まだ示されていない。著者らは,ヒトにおけるSARS-CoV-2感染の後, g液,気管支肺胞洗浄液,鼻咽頭,および尿サンプルにおける種々の免疫細胞画分を決定するようにセットした。材料および方法:PXD019423,n=3(gargle溶液),PXD018970,n=15(尿),PXD022085,n=5(Broncho肺胞洗浄液),PXD022889,n=18(鼻咽頭),PXD019423,n=15(尿),PXD022085,n=5(鼻咽腔),PXD022889,n=18(鼻咽頭)の(https://www.ebi.ac.uk/pride/)からのプロテオミクスデータをダウンロードした。MaxQuantをヒトを用いてペプチドスペクトルマッチングに用い,SARS-CoV-2をUniProtデータベースからダウンロードした。蛋白質数マトリックスを蛋白質群ファイルから抽出し,免疫細胞画分決定のためのシベートの入力として使用した。【結果】SARS-CoV-2ウイルスに感染した個体の体は,Broncho肺胞洗浄液(BALF),鼻咽頭,尿,およびgargle溶液における免疫細胞の異なる画分によって特徴付けられた。BALFは,より豊富な記憶B細胞,CD8,活性化肥満細胞,および静止マクロファージを,尿,鼻咽頭,およびgargle溶液より有していた。著者らの分析はまた,各身体部位がヒトにおけるSARS-CoV-2感染後の異なる免疫細胞画分から成ることを示した。【結語】異なる身体部位を,SARS-CoV-2感染個体における異なる免疫細胞画分によって特徴づけた。本研究の知見は,治療戦略およびSARS-CoV-2診断手順に関する公衆衛生政策および健康専門家を知らせる。【JST・京大機械翻訳】