文献
J-GLOBAL ID:202202215429395176   整理番号:22A0808408

腫瘍組織におけるクローン的に拡大したTreg細胞のCCR8標的特異的枯渇は長期持続性記憶を有する強力な腫瘍免疫を引き起こす【JST・京大機械翻訳】

CCR8-targeted specific depletion of clonally expanded Treg cells in tumor tissues evokes potent tumor immunity with long-lasting memory
著者 (56件):
資料名:
巻: 119  号:ページ: e2114282119  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Foxp3発現CD25+CD4+調節性T細胞(Tregs)は腫瘍組織において豊富である。ここでは,腫瘍T_regsが腫瘍関連抗原により活性化後,腫瘍関連抗原により活性化される後にクローン的に拡大し,腫瘍Tregsに対する単一細胞分析を行い,T細胞受容体クロノタイプと遺伝子発現プロファイルによりそれらを特性化した。腫瘍組織に存在する多クローンTregはケモカイン受容体CCR8を主に発現することを見出した。マウスおよびヒトにおいて,CCR8+Tregは,種々の癌において腫瘍Tregの30から80%を構成し,他の組織においてTregsの10%未満であったが,ほとんどの腫瘍浸潤従来のT細胞(Tconvs)はCCR8-であった。CCR8+腫瘍Tregは高度に分化し,機能的に安定であった。細胞枯渇抗CCR8モノクローナル抗体(mAb)の投与は,多クローン性腫瘍Tregを実際に選択的に除去し,マウスにおける確立された腫瘍の治癒をもたらした。治療は,腫瘍抗原特異的ものを含むCD8+エフェクターTconvの膨張をもたらし,それはPD-1免疫チェックポイント遮断により誘導されたものより,より活性化され,より消耗しなかった。抗CCR8 mAb処理は,腫瘍根絶後数か月に接種した同じ腫瘍細胞系に対する強い二次免疫応答も誘発し,腫瘍反応性多クローン性Tregの除去が記憶型腫瘍特異的エフェクターTconvを誘導するのに十分であることを示した。このような強力な腫瘍免疫の誘導にも関わらず,抗CCR8 mAb処理は,マウスで最小の自己免疫を誘導し,全身Treg枯渇と対照的であり,これは腫瘍を根絶したが,重度の自己免疫性疾患を誘導した。したがって,細胞枯渇抗CCR8 mAb処理による限られた期間に対する腫瘍組織におけるクローン性拡張Tregの特異的除去は,長期持続記憶と有害な自己免疫なしで強力な腫瘍免疫を発生できる。Copyright 2022 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫よう免疫 

前のページに戻る