抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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室内空気清浄機に組み込まれている電気集塵装置(ESP)に使用されるコロナ放電器は,少量のオゾンを放出する可能性がある。これは人間の健康に有害な化合物である。したがって,放電装置のないESPに関しては新しい技術が必要である。本研究では,前回の研究に基づいて,電圧を印加した平行板電極とその間に誘電フィルタ炉材を備えた新しいESPデバイスの開発を目指した。特に,単層誘電体フィルタESP(DFESP)を考案し,1m/sを超える高いフィルタ面速度での粒子捕集性能を評価した。その結果,DFESPは,1.0MV/mの静電強度を加えた状態で,面速度4m/sでも粒子捕集効率60%を達成することがわかった。この装置は,高流量で優れた粒子捕集性能を維持することに成功した。(翻訳著者抄録)