抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Au(111)上の岩塩(rs)CoO(100)の薄膜上の遊離塩基5,10,15,20-テトラキス(p-シアノフェニル)ポルフィリン(2H-TCNPP)の吸着特性を,低温走査トンネル顕微鏡と分光法(STM/STS)と密度汎関数理論(DFT)の組み合わせによって超高真空中で研究した。Au(111)上のrs-CoO(100)膜を,適切な厚さ範囲で優れた品質で調製した。特に,厚さ1nmの膜は,E_g=(2.5±0.2)eVの半導体エネルギーギャップを示した。300Kで堆積すると,2H-TCNPPは,80Kで安定な長範囲規則超構造で平坦で自己集合した。表面及び自己集合内の分子の吸着形状をDFTによって解析した。自己集合は,機能性シアノ基を介して水素結合によって安定化されることを見出した。著者らのSTSデータはCoOの基本ギャップ内の分子状態を示す。計算したDOSと比較して,フロンティア軌道のエネルギー位置を決定し,最初の3LUMO状態2H-TCNPPがバンドギャップ内に位置し,一方,HOMOはCoO伝導バンド端より1eVシフトした。420Kにアニーリングすると,分子はSTM像でそれらの外観を変化させ,分子の中心に位置する新しい顕著な電子状態が形成される。酸化物表面上の自己金属化により生成されたCo-TCNPPとしてこの変化配置を解釈した。【JST・京大機械翻訳】