抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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内側嗅内皮質(MEC)は,空間ナビゲーションとエピソード記憶のための脳回路要素の多くをホストし,神経活動を必要とする操作は,経験の長い期間にわたって組織化される。位置は,この脳領域[2~6]で空間的に調整された細胞型の過多によりコードされることが知られているが,嗅細胞の活性が経時的にどのように結びついているかについては殆ど知られていない。神経協調に対する脳の最も強力なメカニズムの中で,回路要素[7-10]を横切る神経活動を動的に同期させるネットワーク振動である。MECでは,θとγ振動は,サブ秒時間スケール[1,11~13]で,神経個体群活動に時間構造を提供する。しかし,それは,第2から第2の様式において,行動時間スケールでMECにおいて同様の強力な協調が起こるかどうかは,未解決の疑問のままである。ここでは,MEC活性が10から100秒の範囲の周期で,ほぼ全細胞集団をエントレインする微小スケール振動に組織化できることを示した。この超低振動を通して,神経活動が周期的および立体型シーケンスで進行する。この活性は,暗所で回転車輪上で自由ペースで走る一方,その位置または走行方向の変化がなく,予定報酬を行わなかった。振動は,時々,数十分の間,移動と不動の遷延期を中断した。同様の振動配列は,近隣の副鼻腔または視覚皮質では観察されなかった。MECにおける活性配列の超低振動は,拡張時間スケールにわたってそのニューロンと回路を結合させ,ナビゲーションやエピソード記憶形成のような行動時間スケールで折り畳まれるプロセスのための足場として役立つ可能性がある。【JST・京大機械翻訳】