抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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全身性エリテマトーデス(SLE)は,核抗原(nAg)特異性を有する病原性自己抗体の産生を特徴とする。(SWRxNZB)F1(SNF1)マウスを用い,腸におけるIgA産生の高レベルとループス感受性下の糞便IgAのnAg反応性を示した。ここでは,糞便IgA量及びnAg反応性が,種々のループス傾向前臨床モデル(MRL/lpr,NZBxNZW-F1,SNF1,NZM2410及びNZM2328)において,異なるかどうかを決定した。”,種々のループス傾向のある前臨床モデル(MRL/lpr,NZBxNZW-F1,SNF1,NZM2410及びNZM2328)。また,前血清陽性年齢における糞便IgA nAg反応性が,これらのマウスモデルのオスおよびメスにおける最終的な血清自己抗体レベルと相関するかどうかを決定した。糞便IgAの豊度とnAg反応性の年齢依存増加は,異なるループス傾向マウスモデルの間で異なることを示した。重要なことに,これらのマウスにおける糞便IgAは,幼若齢時と同様に初期として始まるnAg反応性の有意なレベルを示す。さらに,ほとんどのループス傾向株における糞便IgAの前血清陽性段階nAg反応性は,最終的に,血清陽性ステージ全身自己抗体レベルのそれと良く相関した。血清自己抗体レベルの性差は,糞便IgA存在量とnAg反応性の同様の差により先行した。これらの観察は,糞便IgAの特徴,特にnAg反応性が,ループス傾向のある被験者における最終的な全身自己免疫の早期予測のバイオマーカーとして役立つことを示唆する。【JST・京大機械翻訳】